前回紹介したOplayerはNASやストリーミングに特化したプレイヤーなのに対し、Air VideoはPCやMac内にある動画を再生するのに適したアプリと言える。外出先でも3G回線を通じて家にある動画が見られるのが最大のメリット。


カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥300
Air Videoの特徴
Air Videoの特徴は以下の通り
- PCやMac内の動画をWi-Fiや3G回線を利用して再生できる
- さまざまな動画ファイル形式に対応している
- サーバー側のマシンでエンコードして再生する
- iPhone、iPadに両対応しているので購入はひとつだけでOK
外出先で動画が見られるのが大きなポイントで、またサーバー側のマシンでiPhoneやiPadに最適な状態にリアルタイムでエンコードしながら再生できるので、比較的動画の再生は軽め。サーバー側のマシンのスペックがよければよいほど快適になる。我が家ではPT1でテレビ番組を録画しているので、録画した.tsファイルをAir Videoで移動中に見たりしています。また、エンコードする画質を設定できるので、回線が悪い環境では画質を落として軽めにするなどの設定も可能。
PCやMacでAir Video Serverを起動する
Air Videoを使うには、まずサーバーとなるマシンにAir Video Serverをインストールし、起動しておく必要がある。公式サイトからサーバーソフトをダウンロードして起動させましょう。

Air Video Serverを起動したら、まず共有フォルダを設定。Add Disk Folderをクリックして共有したいフォルダを追加していけばOK。とりあえずサーバー側の設定はこれだけでOK。

iPhone、iPadからサーバーを追加
Air Videoを起動したら、Serversの一覧に先ほど起動したサーバーが表示されるのでタップしてフォルダを表示。再生できる動画が表示されるので、見たい動画を選択すれば動画が再生される。なんとも簡単ー。(笑)


画質などの設定は動画を選択後、Conversion Setting→Global Conversion Settingへとタップすれば表示される。基本的にはデフォルトでも問題ないけど、デフォルトの設定じゃ画質が物足りないとか、重すぎとか感じたら、画質をいじってみるといいかもー。


3G回線で接続できるようにするには
3G回線で接続できるようにするには、Air Video Server側での設定が必要。RemoteタブのEnable Access from Internet(Beta)にチェックを入れるとPINナンバーが表示されるので覚えておく。

ちなみにSettingsタブでパスワードを設定することも可能。パスワードを設定しておけば、第三者に見られるのを防げるのでセキュリティを強化できる。

続けてiPhoneまたはiPad側でAir Videoを起動し左上の+ボタンをタップ。Enter Server PINを選択し、先ほどの番号を入力してセーブすればOK。あとは3G回線でも接続できるかどうか確認してチェックしてみましょうー。


まずは無料でお試し
ってなんかの通販番組みたいなうたい文句だけど(笑) 有料版との違いは参照できるファイルの数。無料版では参照できるファイルの数に制限があります。ただ接続の制限はないので無料版で接続できるかどうかの確認をしてみると良いでしょう。ちなみに、NASのフォルダを共有ファイルとして設定すればNAS内の動画も再生可能になるので、OPlayerみたいな使い方もできます。ただ、OPlayerとは違い、PCやMacなどサーバーとなるマシンを立ち上げておかないといけないので、電気代には要注意です。


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価格: 無料


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価格: ¥300
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